令和7年度 下期 第二種 学科試験 問42 解説
12で示す図記号のものは。
- イ.
- ロ. ✓ 正答
- ハ.
- ニ.
解説
この問題は、電気工事で用いられるボックス類の「図記号」と「実際の形状」を正しく結びつけられるかを問う典型的な暗記問題です。図記号「12」で示されるのは、一般的な配線用ボックスである「アウトレットボックス」です。
flowchart TD
A[図記号12を確認] --> B[ボックス種別を判定]
B --> C[アウトレットボックス]
C --> D[正方形に近い形状]
C --> E[ノックアウトが複数]
C --> F[接続・器具取付に使用]図記号と実物の見分け方
図記号「12」は、四角い枠の中に「○」や「×」が描かれたり、四角のみで示されたりする「アウトレットボックス」を指します。写真の各選択肢は以下の通りです。
- イ:プルボックス 電線を接続・分岐する際、電線の引き入れを容易にするための比較的大きな箱です。アウトレットボックスよりも深さがあり、サイズが大きいのが特徴です。
- ロ:アウトレットボックス 正方形に近い形状で、側面に複数のノックアウト(電線管を通すための取り外し可能な穴)が打ち抜かれています。電線の接続やスイッチ・コンセントの取り付け部として、住宅工事で最も頻繁に使用されるボックスです。これが正解です。
- ハ:防雨型コンセント(または防水カバー付コンセント) 透明なカバーとセットになっており、屋外などで使用する際の防水・防滴を目的とした器具です。
- ニ:露出スイッチボックス(または露出コンセントボックス) 壁の表面に露出して取り付けるための細長い箱です。主に金属管工事などで、器具を露出設置する際に使用します。
試験対策のポイント
試験では、図記号を暗記するだけでなく、これらの部材が「どのような工事現場で、何のために使われるか」をセットで覚えるのが最短ルートです。
- 用途の理解: アウトレットボックスは、天井裏や壁内の隠ぺい配線において、電線を接続する「結線箱」の役割を果たします。
- 形状の差異: 「アウトレットボックス(正方形に近い)」と「露出ボックス(スイッチやコンセントをはめ込む長方形)」の形状の違いを、写真で即座に見分けられるようにしておきましょう。
- 過去問の傾向: 実技試験(候補問題)においても、アウトレットボックスの中にコネクタを取り付けてリングスリーブで圧着する工程が必ず含まれます。筆記試験で写真と図記号の結びつきを完璧にしておけば、実技試験での作業イメージも格段に掴みやすくなります。
配線図問題では、図記号は非常に数が多いため、今回のような「写真を見て名称を答える」あるいは「名称を見て図記号を選ぶ」パターンは、確実に得点源にすべきセクションです。各ボックスの役割を整理して、確実に暗記を進めてください。