第三級海上特殊無線技士 / 第二級海上特殊無線技士 試験問題例題 / 各問題解説 / 問5
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第二級海上特殊無線技士 試験問題例題 問5 解説 無線従事者の処分

無線従事者が電波法又は電波法に基づく命令に違 反したときに総務大臣から受けることがある処分は どれか。次のうちから選べ。

  1. 1 無線従事者の免許の取消し ✓ 正答
  2. 2 6箇月間の業務の従事の停止
  3. 3 その業務に従事する無線局の運用の停止
  4. 4 期間を定めて行う無線設備の操作範囲の制限

解説

この問題は、電波法における無線従事者への罰則や行政処分に関する知識を問うものです。「免許の取消し」が法的に規定された処分であることを知っていれば、即座に正解を選べます。

無線従事者への行政処分とは

電波法第79条には、無線従事者が電波法やそれに基づく命令に違反した場合、総務大臣が行える処分が定められています。具体的には以下の2つです。

  1. 免許の取消し:資格そのものを失効させる処分。
  2. 業務の従事停止:期間を定めて、無線従事者が業務に従事することを禁止する処分。

この問題の選択肢において、「免許の取消し」は電波法で定められた正式な処分ですが、他の選択肢(6ヶ月の停止、操作範囲の制限など)は、期間の定め方が不正確であったり、電波法の処分の枠組みから外れていたりするため、正解にはなりません。特に業務の従事停止は、期間が特定されていないため「6ヶ月間」という具体的な数字に惑わされないことが重要です。

法律の条文と処分の考え方

無線従事者の免許は、国家資格として電波の適正な利用を担保するものです。そのため、電波法に違反したり、不正な手段で免許を取得したりした場合には、行政による厳しいチェックが入ります。

試験問題を解く際、法規の分野では「条文に書かれている処分か」を判断基準にするのが鉄則です。電波法第79条を一度確認すると、処分には「無線従事者の免許の取消し」と「期間を定めて行う業務の従事の停止」があることがわかります。選択肢を検討する際は、法律上の正確な表現と照らし合わせるという思考プロセスを意識してください。

免許を持つ者の責任とルールの理解

この知識は、実際に無線従事者として活動する際に非常に重要な責任の自覚を促すものです。無線局は公共性の高い通信インフラであり、ルール違反は他の通信への混信や妨害を招く恐れがあります。そのため、無線従事者には高い規律が求められています。

「なぜ処分の規定があるのか」を理解しておくことは、試験対策だけでなく、資格取得後のプロ意識にも直結します。ルールを破れば重いペナルティがあるという認識を持つことで、日々の運用において適正な電波利用を心がける姿勢が養われます。この問題は、無線従事者としての社会的責任を確認するための重要な項目と言えます。

参考リンク

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