第二種電気工事士 / 令和7年度 上期 学科試験 / 問45
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令和7年度 上期 学科試験 問45 解説

別表1
設問図

15で示す部分の工事で, 一般的に使用されることのないものは。

選択肢図
  1. イ. ✓ 正答
  2. ロ.
  3. ハ.
  4. ニ.

解説

この問題は、試験の配線図で指定された工事箇所に対して、どの工具が必要になるかを判断するものです。設問の意図を汲み取ると「その工事では使わない工具」を選ぶ必要があるため、まずは各工具の名称と用途を正確に把握することが解決の鍵となります。

各工具の名称と役割

提示された選択肢の工具は、金属管工事(特にねじなし電線管や鋼製電線管)に関連するものです。

イ. ねじ切り器(ラチェット式) これは薄鋼電線管や厚鋼電線管の端部に「おねじ」を切るための工具です。ねじなし電線管工事では使用しませんが、ねじ切りが必要な鋼製電線管工事では必須です。

ロ. パイプバイス(またはバイス) 金属管をしっかりと固定するための台です。管を切断したり、ねじを切ったりする際、管が動かないように強力に締め付けて固定します。金属管工事において非常に重要な工具です。

ハ. 金切のこ(パイプのこ) 金属管を必要な長さに切断するための工具です。鋼製電線管工事において、管をカットする際に使用します。

ニ. パイプベンダ 金属管を任意の角度に曲げるための工具です。配管の経路に合わせて管を曲げる際に使用します。

工事種別による選定の考え方

第二種電気工事士の試験では、図面記号と工事内容をリンクさせる能力が求められます。

例えば、「ねじなし電線管」を施工する箇所が問われている場合、ねじ切り作業は行わないため、ねじ切り器(イ)は使用しない工具として正解となります。一方、金属管を切断するパイプバイス(ロ)や金切のこ(ハ)、あるいは配管の方向を変えるためのパイプベンダ(ニ)は、ねじなし電線管工事でも一般的に使用されます。

この種の問題は「特定の工事に必要な工程(切る・曲げる・ねじ切る・固定する)」を頭の中で整理することで、消去法的に答えを導き出すことができます。

実践的なポイント

試験本番では、工具の写真を見て名前が即座に出てくるようにしておくことが重要です。特に以下の点は混同しやすいため注意してください。

・ねじ切り器:先端に「おねじ」を作る。 ・パイプベンダ:管を「曲げる」。 ・パイプバイス:管を「固定する」。

工具の名前と動作をセットで覚えるだけで、施工条件が変わっても自信を持って回答を選択できるようになります。日頃から工具の写真を眺めて、それぞれの役割を口に出して確認する習慣をつけることをおすすめします。

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