第二種電気工事士 / 令和7年度 上期 学科試験 / 問39
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令和7年度 上期 学科試験 問39 解説

別表1

⑨で示す部分の最少電線本数(心線数)は。

  1. イ. 2 ✓ 正答
  2. ロ. 3
  3. ハ. 4
  4. ニ. 5

解説

この問題は、配線図の複線図を頭の中で描き、該当箇所の電線が何本通っているかを判断する問題です。今回の⑨で示す部分は、電源からスイッチを経由して照明器具へ至るルートの一部であり、スイッチから照明器具(またはその逆)へ向かう渡り線の本数を見極めるのがポイントです。

解き方の基本は、配置されている器具の機能を理解することです。⑨の部分には、片切スイッチと照明器具を接続するための電線が通ります。片切スイッチは電源側から1本入り、スイッチを通って負荷(照明)へ1本出るのが基本構成です。この⑨の箇所がスイッチと照明器具を直接つなぐ区間であれば、必要な電線はスイッチからの非接地側(スイッチ帰り)と、照明器具へ至る回路を構成するための2本となります。

複線図を描く際の手順として、以下のルールを意識してください。

  1. 電源の接地側(白)を照明器具に直接つなぐ。
  2. 電源の非接地側(黒)をスイッチにつなぐ。
  3. スイッチから照明器具へ、スイッチ帰り線(通常は赤や黒)をつなぐ。

今回の箇所が、スイッチボックスから天井の照明器具へ向かう配管内である場合、そこに通るのはスイッチからの「帰り線」と、照明器具へ接続するための「接地側電線」の計2本となります。配線図上で、スイッチから器具までの最短距離を結ぶ区間であれば、常にこの2本が基本となります。

この考え方は、他のスイッチ(3路スイッチや4路スイッチ)が出題された場合にも応用可能です。3路スイッチであれば3本必要になり、点滅させる照明の数や個別のスイッチの役割によって本数は変化します。特に、引掛シーリングに至る電線は接地側と非接地側の2本が基本であることを覚えておくと、迷うことが少なくなります。

試験本番では、まず配線図上の⑨という番号が「どの器具とどの器具の間か」をしっかりと確認してください。スイッチから照明へ向かうルートであれば「2本」であるケースが圧倒的に多いため、複線図を一度書き出して、接地側とスイッチ帰り線のそれぞれが一本ずつ通過していることを確認する癖をつけると確実です。

配線図記号と結線図のルールを整理しておくことは、合格への近道です。特にスイッチの箇所は頻出ですので、過去問の配線図を見ながら、実際に線を引いてみて本数を数える練習を繰り返してください。

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