第二種電気工事士 / 令和6年度 上期 学科試験 / 問39
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令和6年度 上期 学科試験 問39 解説

別表1

⑨で示す図記号の器具を用いる目的は。

  1. イ. 過電流を遮断する。 ✓ 正答
  2. ロ. 地絡電流を遮断する。
  3. ハ. 過電流と地絡電流を遮断する。
  4. ニ. 不平衡電流を遮断する。

解説

⑨で示されている図記号は、四角形の中に「B」と書かれたものであり、これは配線用遮断器(MCCB)を表しています。配線用遮断器は、回路に過大な電流(過電流)が流れた際に自動的に回路を遮断して、配線や機器を保護するための装置です。したがって、目的は過電流を遮断することとなります。

配線用遮断器とよく混同されるものに漏電遮断器(ELB)があります。図記号において、漏電遮断器は四角形の中に「ELB」あるいは「B」の横に感度電流を示す数値が記載されていたり、漏電遮断機能があることが明示されていたりします。今回の設問にある「B」単体は、過電流を遮断する機能に特化した配線用遮断器を指します。

試験では以下の違いを確実に覚えておくことが重要です。

・配線用遮断器(MCCB):過電流(過負荷や短絡)を遮断する。 ・漏電遮断器(ELB):過電流に加え、地絡(漏電)を検知して遮断する。

図面問題では、分電盤内の遮断器が「B」と書かれているか「BE」あるいは「ELB」と書かれているかで、その回路に漏電保護が必要かどうかを判断するケースが多くあります。例えば、水気のある場所やコンセント回路では漏電遮断器の設置が推奨されるため、図面を見てどちらの記号が使われているかを確認する癖をつけておくと、複線図の作成時や選択問題でミスを減らせます。

この問題は、図記号を正しく読み取れるかという基礎的な知識を問うものです。遮断器の種類を見分けるだけで確実に1点を取れる問題ですので、図記号一覧を繰り返し確認し、記号と役割をセットで記憶するようにしましょう。

flowchart TD
  A[遮断器の記号を確認] --> B{B単体か?}
  B -->|はい| C[MCCB: 配線用遮断器]
  C --> D[役割: 過電流遮断]
  B -->|いいえ| E[ELB/BE等なら漏電遮断器を検討]

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