第二種電気工事士 / 令和6年度 下期 学科試験 / 問45
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令和6年度 下期 学科試験 問45 解説

別表1

⑮で示す図記号のコンセントは。

選択肢図
  1. イ.
  2. ロ.
  3. ハ. ✓ 正答
  4. ニ.

解説

図記号の判別は、コンセントに「何が備わっているか」を分解して考えるのが最短の攻略法です。今回の問題では、差込口の形状と、アース用端子(接地端子)の有無を確認します。

判断のポイントは以下の通りです。

  1. 差込口が2つあるか、1つか。
  2. 差込口の中に、接地極(丸い穴)があるか。
  3. 差込口とは別に、接地端子(アース線を接続する金属部分)が露出しているか。
flowchart TD
  A[コンセント図記号を見る] --> B{接地端子 ET があるか}
  B -- はい --> C{接地極もあるか}
  C -- はい --> D[接地極付接地端子付]
  C -- いいえ --> E[接地端子付]
  B -- いいえ --> F{接地極があるか}
  F -- はい --> G[接地極付]
  F -- いいえ --> H[埋込形コンセント]

この問題で問われている「接地端子付コンセント」は、電化製品のアース線を接続するためのネジ付き端子が独立して備わっているものを指します。

各選択肢の外観による分類

イは、一般的な「埋込形コンセント」です。差込口が2つあり、接地極や端子は付いていません。図記号では、円の中に2本の縦線が引かれたものがこれに該当します。

ロは、「接地極付接地端子付コンセント」です。差込口にアース用の丸い穴があり、さらに下にアース線をつなぐための端子台が付いています。洗濯機や冷蔵庫など、水回りでよく見かけるタイプです。

ハは、「接地端子付コンセント」です。差込口はアース用穴のない通常の2極タイプですが、下部に独立した接地端子が付いています。図記号では、コンセントの円の横に「ET」という文字が添えられるのが特徴です。

ニは、「接地極付コンセント」です。差込口の中に丸いアース用の穴はありますが、外付けの接地端子は付いていません。

試験対策としての活用

第二種電気工事士の試験では、写真と図記号を一致させる問題が頻出します。特に「接地極」と「接地端子」の混同はミスを誘うポイントです。

・接地極付:差込口が3つ穴(またはアース用穴がある)になっているもの ・接地端子付:コンセントの枠部分に、アース線を固定するためのネジ端子が露出しているもの

この2つが組み合わさっているか、片方だけなのかを写真で判別できるようにしておきましょう。特に工事現場や施工条件において、どの家電にどのコンセントが適合するかという知識は、実技試験(候補問題)の施工条件を読み解く際にも不可欠となります。施工条件に「接地端子付コンセントを使用すること」と指示があれば、ハやロのような端子が見える部品を正しく選定し、アース線を確実にネジ止めする作業が求められます。

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