令和5年度 下期 学科試験(午前) 問38 解説
⑧で示す部分の配線で(E19)とあるのは。
- イ. 外径 19 mm のねじなし電線管である。 ✓ 正答
- ロ. 内径 19 mm のねじなし電線管である。
- ハ. 外径 19 mm の薄鋼電線管である。
- ニ. 内径 19 mm の薄鋼電線管である。
解説
図記号の頭文字と数字の組み合わせを暗記することで、瞬時に判別できます。記号 E は「ねじなし電線管」を指し、数字の 19 はその「外径」に基づいた呼び径を意味します。
配線図問題では電線管の種類と太さを問う問題が頻出します。以下の分類を頭に入れておきましょう。
電線管の種類を見分ける記号 ・E:ねじなし電線管(E19, E25, ...) ・C:薄鋼電線管(C19, C25, ...) ・PF:合成樹脂可とう電線管(PF16, PF22, ...)
ここで特に注意すべき点は、電線管の呼び径が「外径」なのか「内径」なのかという定義です。 試験で問われる主な金属管(ねじなし電線管 E、薄鋼電線管 C)は、いずれも呼び径が「外径」を基準にしています。一方、合成樹脂管(硬質塩化ビニル電線管 VE)などは「内径」を基準としています。この「外か内か」のひっかけ問題は、学科試験における定番パターンです。
今回の E19 の場合、「E」がねじなし電線管であることを示し、金属管の仲間であるため呼び径は「外径」となります。したがって、選択肢の中から「外径19mm」かつ「ねじなし電線管」であるものを選べば正解にたどり着けます。
実務や試験対策の視点で見ると、この記号は単に管の種類だけでなく、使用する付属品(ボックスコネクタやカップリングなど)を選定する際にも不可欠な知識です。例えば、E19の管にはE19用のコネクタしか適合しません。図面上の記号が何を表しているのかを即座に読み解くことは、材料の拾い出しや施工図の理解をスムーズにするための基本スキルといえます。
学習の際は、以下の対比をセットで覚えるのが効率的です。 ・ねじなし電線管(E) = 外径基準 ・薄鋼電線管(C) = 外径基準 ・硬質塩化ビニル電線管(VE) = 内径基準
これらを整理しておくだけで、試験本番で迷うことはなくなります。