第一種電気工事士試験 / 平成24年度 筆記試験 / 問24
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平成24年度 筆記試験 問24 解説 接地端子付コンセント

設問図

写真に示す器具の名称は。

  1. イ. 医用コンセント ✓ 正答
  2. ロ. 抜止形コンセント
  3. ハ. 防雨形コンセント
  4. ニ. 接地端子付コンセント

解説

写真に写っている器具から、以下の2点を確認することで正解を導き出せます。

  1. 差し込み口が接地極付(3つの穴があるタイプ)であること
  2. 器具の背面に、緑色の電線(アース線)を取り付けるための「接地端子」が存在すること

この2つの特徴を合わせ持つものが「接地端子付コンセント」です。

器具の判別ポイント

電気工事士試験で写真鑑別問題が出た際は、形状の微細な違いに注目することが鉄則です。

  • 医用コンセント:病院などで使用されるもので、プラグの保持力が強く、耐久性に優れています。外観的には「緑色のドットマーク」が付いていることが大きな特徴です。
  • 抜止形コンセント:プラグを差し込んで回転させることでロックがかかる仕組みです。差し込み口の形状が「T字」や「L字」になっていることが多く、通常のコンセントと一目で区別できます。
  • 防雨形コンセント:屋外用で、コンセント本体がケースに収まっていたり、パッキンなどの防水構造が目視できます。
  • 接地端子付コンセント:写真のように、接地極(アース穴)に加えて、筐体の裏側に直接アース線をネジ止めするための端子(接地端子)が出ているのが見分けるポイントです。

現場における接地端子の役割

この器具の教育的な意図は、単に接地極付のコンセントを使うだけでなく、洗濯機や電子レンジなどの機器を設置する際、専用のアース接続が必要なケースへの理解を問う点にあります。

一般家庭でも水回りや湿気の多い場所では、万が一の漏電による感電を防ぐために、機器の金属外箱を確実に大地に接続する必要があります。このコンセントは、コンセントの接地極経由で接地をとるだけでなく、壁面から出ているアース線そのものを直接この接地端子に接続することで、より確実に接地回路を構成できるように設計されています。

実務においては、コンセントを交換する際、裏面にあるこの端子が単なる飾りではなく、安全を守る重要な機能部品であることを認識しておく必要があります。アース線が適切に接続されているか、ネジの締め付けが緩んでいないかを確認することが、電気工事士としての安全管理の基本となります。

参考リンク

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