第三級海上特殊無線技士 / 第二級海上特殊無線技士 試験問題例題(法規 No.2) / 各問題解説 / 問3
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第二級海上特殊無線技士 試験問題例題(法規 No.2) 問3 解説 操作範囲

第二級海上特殊無線技士の資格を有する者が、船舶局の25,010kHz以上の周波数の電波を使用する無線電話の国内通信のための通信操作を行うことができるのは、空中線電力何ワット以下のものか。次のうちから選べ。

  1. 50ワット ✓ 正答
  2. 100ワット
  3. 10ワット
  4. 5ワット

解説

この問題は、無線従事者免許証の種類と、それぞれの操作範囲(扱える無線設備の出力制限)を記憶しているかを確認する知識問題です。正解は50ワットです。第二級海上特殊無線技士の操作範囲において、25,010kHz以上の周波数を使用する無線電話の出力上限は50ワットと決まっているため、選択肢から50ワットを選びます。

操作範囲を定める根拠

無線従事者の操作範囲は、電波法によって厳格に規定されています。海上特殊無線技士には第一級から第三級までの区分がありますが、上位の資格ほど扱える設備や電力の範囲が広く設定されています。

今回の問いに関連する「第二級海上特殊無線技士」は、主に沿岸や港湾内での通信を行う船舶局や海岸局の操作を想定した資格です。この資格において、周波数が25,010kHz以上、つまり主にVHF帯(超短波)を使用する無線電話を操作する場合、空中線電力(送信機の出力)は50ワット以下でなければならないという制限があります。

試験問題を読み解く視点

この種の問題を解く際は、特定の周波数帯(25,010kHz以上)と電力制限(50ワット以下)をセットで暗記しておくことが重要です。試験対策としては、以下の分類を整理しておくと混乱しません。

第一級海上特殊無線技士は、空中線電力の制限がより緩和されています。一方、第三級海上特殊無線技士は、より小規模な設備を対象としているため、第二級よりも操作できる範囲が限定的です。このように、級ごとの「電力の境界線」を比較して覚えることで、問題文の数字が50ワットなのか、それとも別の数字なのかを判断できるようになります。

実務における制限の意味

この知識は、実際に船舶局で無線機を運用する際に、自分の資格で操作可能な機器かどうかを判断するための防波堤となります。

例えば、多くの船舶に搭載されている国際VHF無線機は、最大出力が25ワットであることが一般的です。この場合、第二級海上特殊無線技士の資格があれば、その無線機を合法的に操作することができます。もし、規定を超える大出力の設備を操作しようとすれば、より上位の資格が必要になるか、あるいは資格外操作として電波法違反に問われることになります。

無線設備の出力制限を理解しておくことは、資格取得のための学習であると同時に、法を遵守して適正な無線局運営を行うための実務上の必須事項なのです。

参考リンク

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