第二種電気工事士 / 令和7年度 上期 学科試験 / 問37
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令和7年度 上期 学科試験 問37 解説

別表1

⑦で示す部分の接地工事における接地抵抗の許容される最大値 [Ω] は。なお, 引込線の電源側には地絡遮断装置は設置されていない。

  1. イ. 10
  2. ロ. 100 ✓ 正答
  3. ハ. 300
  4. ニ. 500

解説

この問題は、電気設備の技術基準における接地工事の種別を判別することで瞬時に解くことができます。

判断の根拠

図面記号⑦が示すのは、300V以下の低圧機器に対する「D種接地工事」です。D種接地工事の接地抵抗値は、原則として100Ω以下と定められています。地絡遮断装置が設置されていない場合、この規定値がそのまま適用されるため、正解は100Ωとなります。

D種接地工事の基本ルール

D種接地工事は、使用電圧が300V以下の機器の金属製外箱などに施す接地です。試験において最も頻出する接地抵抗値の基準は以下の通りです。

・A種接地工事:10Ω以下 ・B種接地工事:地絡電流と基準値(0.5秒以内に遮断できる装置がある場合はその算定式)による ・C種接地工事:10Ω以下(ただし、0.5秒以内に動作する漏電遮断器がある場合は500Ω以下) ・D種接地工事:100Ω以下(ただし、0.5秒以内に動作する漏電遮断器がある場合は500Ω以下)

今回の問題では「地絡遮断装置が設置されていない」という条件があるため、緩和規定(500Ω)は適用されず、原則通りの100Ωが正解となります。

試験での応用パターン

この問題のポイントは、条件文にある「地絡遮断装置の有無」の確認です。

  1. 地絡遮断装置がない場合:原則の100Ω以下
  2. 地絡遮断装置がある場合:500Ω以下まで緩和可能

試験問題では、図記号でD種接地工事であることを読み取り、次に問題文の条件(地絡遮断器の有無)を確認するという手順を徹底してください。特にC種・D種接地工事では、漏電遮断器の有無によって許容値が大きく変わるため、ひっかけ問題として非常に狙われやすい箇所です。

もし「0.5秒以内に動作する漏電遮断器を設置した場合」という条件に変われば、迷わず500Ωを選べるよう、このセットで記憶しておくことが合格への近道です。

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