第二種電気工事士 / 令和7年度 上期 学科試験 / 問35
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令和7年度 上期 学科試験 問35 解説

別表1

⑤で示す図記号の機器は。

  1. イ. 制御配線の信号により動作する開閉器(電磁開閉器) ✓ 正答
  2. ロ. 電流計付箱開閉器
  3. ハ. 電動機の始動装置
  4. ニ. 電動機の力率を改善する低圧進相用コンデンサ

解説

この図記号は、四角の中にEMSやMCという文字が記されているか、あるいは四角の下に電磁接触器(マグネットスイッチ)を連想させる記号が描かれているものです。試験では「制御回路の信号で主回路を動かす機器=電磁開閉器」と即座に結びつけるのが正解への近道です。

電磁開閉器は、電磁接触器(マグネットスイッチ)と過負荷継電器(サーマルリレー)を組み合わせた機器です。電磁接触器が電気信号を受けて主回路を開閉する役割を担い、過負荷継電器が電動機の過負荷による焼損を防ぐ役割を担います。

この機器は、主にポンプやファン、コンベアなどの電動機を遠隔操作する場所で必ずと言っていいほど登場します。試験で配線図問題を解く際は、電動機の図記号のすぐ近くに配置されている点に注目してください。配線図において、電動機へ供給する電源を制御信号によって入切するスイッチの役割を果たしているのがこの電磁開閉器です。

判断に迷うときは、他の選択肢との違いを整理しましょう。 電流計付箱開閉器は、文字通り電流計が組み込まれたスイッチであり、主に受電設備などの電流監視に使用されます。電動機の始動装置は、始動電流を抑制するための機器全般を指しますが、電磁開閉器も広義にはその一つに含まれます。しかし、図記号として独立して問われた場合は、電磁接触器と過負荷継電器のセットであることを示す記号を選ぶのが一般的です。低圧進相用コンデンサは、電動機の力率改善を目的に使用されるもので、電磁開閉器とは役割が全く異なります。

配線図の読み取りにおいて、図記号の意味は暗記項目になりますが、単なる丸暗記ではなく、現場でどのような役割を果たしているかをイメージすると忘れにくくなります。特に、リレーやスイッチ類は制御回路図とセットで出題されることも多いため、図記号の形状と「何をする機器か」を必ずセットで覚えておきましょう。

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