第二種電気工事士 / 令和7年度 下期 第二種 学科試験 / 問33
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令和7年度 下期 第二種 学科試験 問33 解説

別表1

③で示す部分の小勢力回路で使用できる電圧の最大値 [V] は。

  1. イ. 24
  2. ロ. 30
  3. ハ. 40
  4. ニ. 60 ✓ 正答

解説

この問題は、電気設備の技術基準における「小勢力回路」の定義を暗記しているかどうかを問う知識問題です。正解は60Vです。

flowchart TD
    A[使用電圧を確認] --> B{60V以下か}
    B -- はい --> C{電流制限ありか}
    C -- はい --> D[小勢力回路]
    C -- いいえ --> E[小勢力回路ではない]
    B -- いいえ --> E

根拠となる定義

小勢力回路とは、使用電圧が60V以下の回路であって、かつ規定の電流制限(過電流遮断器や電源装置の出力制限など)が設けられたものを指します。

試験では「小勢力回路=最大60V」とセットで覚えておけば、迷わず選択できます。

小勢力回路とは何か

小勢力回路は、感電や火災の危険性が極めて低いと考えられる回路です。主な用途には以下のようなものがあります。

  • インターホン回路
  • チャイム回路
  • 火災報知設備の感知器回路
  • 制御用回路

これらの回路は、万が一の漏電や接触があった際にも大きな事故につながりにくいよう、技術基準によって「60V以下」かつ「電力制限があること」という厳しい要件が定められています。

試験での狙い所

この問題は、計算が必要ないため、数秒で解答して時間を節約すべきポイントです。試験では、単に電圧値を問うだけでなく、以下のような関連知識が問われることもあります。

  1. 接地工事の省略: 小勢力回路に使用する機器やその外箱には、接地工事(アース)が不要とされるケースが多いです。
  2. 絶縁電線の使用: 小勢力回路で使用する電線は、必ずしも幹線のように厳格な被覆が求められるわけではありませんが、適切な絶縁性能を持つ電線を使用することが規定されています。
  3. 弱電回路との混触防止: 強電流電線(100Vや200Vなどの電力線)と混ざらないよう、配置や距離に注意を払う必要があります。

「60V」という数字は、第二種電気工事士の試験において「小勢力回路」以外でも頻繁に登場する境界線(例えば、60V以下の配線に関する規定など)ですので、この数値は強く意識しておきましょう。

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