令和6年度 上期 学科試験 問47 解説
⑰で示す図記号の器具は。ただし、写真下の図は、接点の構成を示す。
- イ.
- ロ.
- ハ.
- 二. ✓ 正答
解説
この問題を解くためのポイントは、図面上の記号が示す意味を正確に読み取り、選択肢の回路構成と照らし合わせることです。
まず、問題文で指定されている⑰の箇所を見ると、配線図には「EET」と記された四角い記号が描かれています。これは「非常点滅装置付きのスイッチ」を意味します。この装置は、普段は通常の照明として使い、停電時には非常用電源に切り替わって点灯を維持する仕組みです。
flowchart TD
A[記号EETを確認] --> B[非常点滅装置付きスイッチ]
B --> C[通常時: 通常電源で点灯]
B --> D[停電時: 非常用電源へ切替]
D --> E[照明を維持]次に、選択肢にある「接点の構成図」を確認します。
イ. 端子0から1または3へ切り替える構成。これは3路スイッチを表しています。 ロ. 接点が並列に2つあり、押すたびに切り替わるような一般的なスイッチ構成ですが、非常用としては不十分です。 ハ. 単純な片切スイッチの構成です。 二. 接点の構成図をよく見ると、端子0、1、3の間にスイッチ機能に加え、円形の記号(非常用電源回路)が含まれています。この構成は、非常点滅装置付きのスイッチが持つ、停電検出と電源切り替えのための仕組みを正しく表しています。
試験では、単に図記号を丸暗記するだけでなく、その記号がどういった役割(この場合は非常時に照明を点灯させるという役割)を持っているかを理解しておくことが重要です。図面に「EET」という記載があれば、それは非常用電源に関連する機器であると即座に判断できるようになりましょう。
現場実務においても、非常照明回路や誘導灯の結線は、通常の電灯回路と分けて考える必要があるため、図記号の正確な読み取りは欠かせないスキルとなります。複線図を描く際にも、こうした特殊なスイッチの端子構成を理解しておくことで、接続ミスを防ぐことができます。