令和6年度 上期 学科試験 問34 解説
④で示す図記号の名称は。
- イ. 誘導灯 ✓ 正答
- ロ. 保安用照明
- ハ. 一般照明
- ニ. 非常用照明
解説
図面中の④の箇所を確認すると、出入口付近に記された「四角形の中に矢印のような図形」が見つかります。この記号は、避難経路を示す誘導灯を指す典型的な図記号です。試験でこの種の図記号を見たら、それが「照明用か、それとも避難誘導用か」という視点で分類すると判断しやすくなります。
図記号の識別と覚え方
第二種電気工事士の試験では、照明器具の図記号は頻出です。今回のような図記号は以下の特徴を覚えることで見分けがつきます。
誘導灯の図記号は、四角形(枠)の中に、方向を示す矢印や人のピクトグラムを模した記号が描かれます。これは避難口や通路で、避難の方向を照らすという役割を直感的に表したものです。
比較対象となる他の照明器具との違いは以下の通りです。
一般照明(天井付け、壁付けなど):円形や長方形の中に、記号や種別の英字が入ります。例えば、白熱灯なら○の中に×印、蛍光灯なら○の中にF、LEDならLなどの表記があります。
非常用照明:誘導灯と混同しやすいですが、こちらは「停電時に点灯して空間を照らす」ための照明です。図記号には非常用であることを示す表示(一般的に非常用を示す「E」や、点灯の様子を示す記号)が含まれることが多いです。
保安用照明:建物の出入り口や階段など、防犯や安全のために常夜灯として設置される照明です。
試験における図記号の重要性
配線図問題では、器具の名称を正確に問う問題が必ずと言っていいほど出題されます。図面の中に未知の記号があっても、その設置場所(出入口、通路、あるいは天井の中央など)から役割を推測することが重要です。
特に誘導灯は、建築基準法や消防法とも関連が深く、出入口や避難通路の「壁面」に取り付けられていることが多いです。今回の④のように、出入口付近に配置されている場合は「避難に関連する設備である可能性が高い」と判断するのも一つのテクニックです。
過去問演習では、図記号を単に覚えるだけでなく、その記号が実際の平面図上のどこに描かれているかを確認するようにしてください。設置箇所というコンテキスト(文脈)から判断できるようになれば、記憶の定着が格段に良くなります。
flowchart TD
A[図記号を確認] --> B{四角枠の中に<br/>矢印/ピクトグラム?}
B -->|はい| C[誘導灯]
B -->|いいえ| D[他の照明器具を検討]
C --> E[設置場所が出入口・通路なら確度UP]