令和6年度 上期 学科試験 問32 解説
②で示す図記号の器具の取り付け場所は。
- イ. 床面
- ロ. 天井面 ✓ 正答
- ハ. 壁面
- ニ. 二重床面
解説
図記号の形状から、その器具が設置される場所を判別します。問題の②を平面図上で探すと、駐車場側に設置された「プルスイッチ付きの蛍光灯(あるいは照明器具)」の図記号であることがわかります。
flowchart TD
A[図記号②を確認] --> B{部屋中央に配置?}
B -- はい --> C[天井面取り付け]
B -- いいえ --> D{壁際の器具記号?}
D -- はい --> E[壁面取り付け]
D -- いいえ --> F[床面器具の可能性]図記号の読み方と設置場所の判定
電気工事士試験の複線図や配線図問題では、図記号そのものが「どこに取り付けるか」というヒントを含んでいる場合があります。
今回の②の記号のように、丸の中に斜線を引いた形や、プルスイッチを示すひも状の記号が付いている照明器具は、一般的に天井から吊り下げたり、天井に直付けしたりするものを指します。
・天井面に取り付ける器具: 照明器具の多くはこれに該当します。平面図上で、壁から離れた中央付近に配置されている器具は、ほぼ例外なく天井面への取り付けです。
・壁面に取り付ける器具: コンセントやスイッチ、壁付けの照明器具などが該当します。これらは平面図上の壁際や、壁に沿って配置される記号として描かれます。
・床面に取り付ける器具: フロアコンセントなどが該当します。図面上では特殊な四角い枠や特定の記号で示されます。
実践的な見分け方のコツ
試験では、以下の基準で判断すると迷いが少なくなります。
部屋の中央にある器具: 基本的に天井面取り付けです。照明器具の図記号(丸の中に灯数や記号が書かれたもの)があれば、天井を照らすためのものと判断しましょう。
壁の近くにある器具: 壁付けのスイッチやコンセント、あるいはブラケットライト(壁付け照明)の可能性があります。記号の形状(スイッチならス、コンセントならコの字型など)を必ず確認してください。
記号のバリエーションを暗記する: 試験に出る主な天井付け器具には、蛍光灯のほか、引掛シーリング、天井埋込形換気扇などがあります。これらはすべて「天井面」という知識をセットにして覚えておくことが重要です。
今回の問題のように、照明器具の記号を見たら反射的に「これは天井に付けるものだ」と判断できるようになると、他の類似問題も短時間で確実に正解できるようになります。平面図全体を見渡し、配線が天井を通っていることを意識しながら図記号を確認する癖をつけましょう。