令和6年度 上期 学科試験 問16 解説
写真の矢印で示す材料の名称は。
- イ.金属ダクト
- ロ.ケーブルラック ✓ 正答
- ハ.ライティングダクト
- ニ.2種金属製ぴ
解説
写真に写っているのは、はしご状のフレームに多数のケーブルが載せられている様子です。このような形状のものはケーブルラックと判断します。
配線材料の鑑別問題では、見た目の特徴を捉えることが重要です。
ケーブルラックの主な特徴 ケーブルラックは、工場やビルなどの天井裏、あるいはピット内において、多数のケーブルを整理して支持・保持するために用いられる金属製の構造物です。写真の通り、横方向に規則正しく並んだ桟(さん)が特徴的で、これにはしご状の見た目という共通点があります。
選択肢にある他の配線材料との違い 金属ダクトは、箱型の金属ケースの中に電線を収めるもので、外から電線が見えない構造をしています。写真のような開放的な形状とは明確に異なります。
ライティングダクトは、天井から吊り下げて照明器具を取り付けるための専用のダクトで、内側に電流を供給するための導体が組み込まれています。サイズが小さく、ケーブルを載せるためのものではありません。
2種金属製可とう電線管(通称:プリカチューブ)は、名前の通りチューブ状の配管です。柔軟性があるのが特徴で、写真のような直線的なラック構造とは全く別の材料です。
試験対策としての視点 配線材料の写真は、形状だけで名称を即答できるようにしておく必要があります。特にケーブルラックは、大型施設やプラントなどで頻繁に見かける実物に近い写真を覚えることが対策の近道です。また、ケーブルラック配線は、ダクト配線と混同されやすいため、以下の基準で整理しておきましょう。
ケーブルラック配線:主にケーブルを載せるためのもの(支持材としての側面が強い) 金属ダクト配線:電線を中に入れて保護するもの(容器としての側面が強い)
試験では他にも合成樹脂管や金属管など、様々な管の種類が出題されますが、それぞれ「見た目(形状)」と「用途」を結びつけて暗記するようにしてください。