第一種電気工事士試験 / 令和2年度 第一種電気工事士 筆記試験 / 問49
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令和2年度 第一種電気工事士 筆記試験 問49 解説 変圧器の判別

④に設置する機器と台数は。

選択肢図
  1. イ. ✓ 正答
  2. ロ.
  3. ハ.
  4. ニ.

解説

この問題は、試験に提示された回路図の結線方式と、実際の現場で使われる変圧器の仕様を正しく結びつけられるかを問うものです。正解を導くための最短ルートは、回路図に指定された三相交流回路の構成を確認し、それに対応する単相変圧器の必要台数を選択することです。

結線方式と変圧器の選定

三相交流電力を供給あるいは変圧する場合、三相変圧器を1台使用する方法と、単相変圧器を3台組み合わせて使用する方法があります。この問題の選択肢にある写真は単相変圧器です。三相回路を構成するためには、単相変圧器が3台必要となるデルタ結線やスター結線を選択する必要があります。回路図上で「3相」の指定があり、かつ単相変圧器を用いて構成するよう指示がある場合は、迷わず3台構成の選択肢を選びます。

写真から読み取る現場の知見

試験問題にはしばしば実物の外観写真が添付されます。ここでのポイントは、その機器が「何相用であるか」を端子や形状から判断することです。単相変圧器は一般的に一次側と二次側にそれぞれ2つずつのブッシング(端子)を持ちます。これを3台並べることで、三相結線を実現します。現場では、万が一の故障時のメンテナンス性や輸送の容易さから、大容量の三相変圧器1台よりも、単相変圧器3台を設置するケースも非常に多く見られます。この問題は、単に知識を問うだけでなく、施工現場において複数の機器をどう組み合わせてシステムを構築するかという、実務的な構成力を試しているのです。

試験における戦略的思考

第一種電気工事士試験では、このような写真判定の問題が出題されます。図面記号と実物の結びつきは、計算問題ほど複雑ではありませんが、確実な得点源です。試験会場で焦らないために、配線図記号と実際の施工用写真を見比べた際、「これは単相なのか三相なのか」「デルタ結線に必要な台数はいくつなのか」という視点を常に持つようにしてください。特に、変圧器の容量計算や結線図の読解を行う際に、この「台数」という概念は非常に重要です。回路図に描かれた線が3本であれば、単相変圧器は原則として3台の組み合わせ(あるいはV結線なら2台)が必要であるという基本的なルールを復習しておきましょう。

参考リンク

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