第一種電気工事士試験 / 平成28年度 筆記試験 / 問44
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平成28年度 筆記試験 問44 解説 制御機器の識別

④に設置する機器は。

選択肢図
  1. イ.
  2. ロ.
  3. ハ.
  4. ニ. ✓ 正答

解説

この問題は、制御盤内に設置される機器の外観と用途を正しく結びつけられるかを問うものです。正解であるニの機器は「タイマ(限時継電器)」であり、目盛り板と回転式の時間設定つまみがあるのが外観上の特徴です。

制御盤の主要機器を識別するポイント

第一種電気工事士試験では、シーケンス制御の実務に関連して、現場で頻繁に使われる機器の識別が求められます。各選択肢の機器を整理すると以下のようになります。

・イ:電磁リレー(補助リレー)。透明なケース越しにコイルや接点が見えるのが特徴で、回路の増幅や信号の分配に使われます。 ・ロ:電磁接触器(マグネットスイッチ)。主接点と補助接点を持ち、モータなどの動力回路を遠隔操作するために用いられます。 ・ハ:タイムスイッチ。24時間時計のようなダイヤルがあり、設定した時刻にオン・オフを切り替える機器です。 ・ニ:タイマ(オンディレータイマなど)。正面に大きな目盛り板と、時間を調整するための回転つまみが配置されています。今回の正解です。

形状と機能の結びつき

タイマには多くの種類がありますが、試験問題の図にあるような「前面に回転式の時間設定ダイヤルがあるもの」は、電気工事の現場で最も標準的に見かけるオンディレータイマの形態です。この機器は、電源が投入されてから設定された時間が経過した後に、接点を切り替える動作を行います。

例えば、モータを始動する際に「スターデルタ始動」を行いたい場合、一定時間後に回路を切り替えるためにこのタイマが必須となります。このように、単に名称を覚えるだけでなく、どのような回路のどの役割を担うのかをイメージしておくことが、実務でも試験でも重要になります。

現場で求められる機器知識

この問題は、単なる知識の暗記を確認するだけでなく、盤内の配線やメンテナンスを行う際に、図面上の記号と実物を瞬時に照合できる能力を養う意図があります。タイマのつまみは、現場の環境に合わせて必要な遅延時間へ正確に合わせる必要があるため、目盛り板の読み方や設定方法も実務の基礎知識に含まれます。

試験において、リレー、電磁接触器、タイマ、タイムスイッチの4つは、外観の類似性から混同しやすい機器です。それぞれの「つまみがあるか(タイマ)」「接点の数や大きさはどうか(接触器)」「ダイヤルが時計状か(タイムスイッチ)」といった視点で比較し、特徴を整理しておきましょう。

参考リンク

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